2021年春開業の熊本駅ビルの工事着手
熊本駅周辺では再開発整備が行われており、2019年3月16日にJR熊本駅の新駅舎が完成した。新駅舎は建築家安藤忠雄によるデザインで熊本城の「武者返し」をイメージした幅250mにわたる外壁が特徴的だ。
また、2021年春開業予定の熊本駅ビルの安全祈願祭も3月28日に行われ本格的に着工した。
【熊本駅周辺イメージ】
【熊本駅ビル外観イメージ】
1 駅ビルの計画概要
敷地面積 : 19,000㎡ ※熊本駅周辺開発の敷地面積は 約70,000㎡
延床面積 : 107,000㎡
商業店舗 面積 : 37,000㎡
用途 : ホテル (200 室、プレミアム宿泊主体型ホテル ) 地上 9階~ 12 階
結婚式場(多目的バンケット ) 地上 8階
商業( シネマコンプレックス 含む) 地上 1階~ 7階
階数 : 地下1階 ~ 地上12階建て
駐車場台数 : 800台 (駅ビル直結駐 車場)
※ 開発計画全体での駐車場台数は、 2,100台
2 駅ビルの特徴
○陸の玄関口「熊本駅 」のにぎわいの創出
・ファッション、 雑貨シネコン 、そして飲食 ・食品を充実させ 、様々な世代にご利用頂ける商業施設をつくります 。
・駅ビルの大屋根や駅前広場を中心 に様々なイベントや情報発信を行います。
○「水と緑の立体庭園」
・熊本の陸玄関口として、熊本の新たなシンボルとる「水緑立体庭園」を設けます。
・水と緑のうるおいの中に店舗を配置し、 憩いとにぎわいを感じる空間とします。
○駅立地を駅立地を活かした多機能施設整備による魅力の向上
・JR九州グループのレミアム 宿泊主体型 ホテル「 Blossom (ブラッサム)」をベースに、熊本駅直結の利便性に加え、新しい熊本駅に相応高品質なホテルをつくります。
・結婚式場を設け、新たな生活のスタート場所とし、また平日も多目的な利用ができるバンケットとして交流やにぎわいの場をつくります。
・鉄道や路面電車、バスに加えて、 2,100 台( 3箇所)収容可能な駐車場 を整備 す
ることで、 快適な アクセス を実現します。
3 フロア構成イメージ
JR九州関連としては熊本駅の他に、長崎駅、宮崎駅、鹿児島中央駅などの再整備も進められている。